シングルマザーになってから注文住宅を建てた話

体験談

当時、年収200万のシングルマザーが注文住宅を建てたお話です。(といっても3年前!)

記事を書くにあたり、当時を思い出すためにいろいろと見返してみたところ、担当さんとやりとりしていたメールが残ってました。

その中に見積もりのために給与明細を添付しているものがあって、どれどれ当時の年収どんくらいだったんだっけかな……と開いてびっくり!!!!

年収200万台……しかも200万前半!!???!

よくこれで建てようとしたな!と当時の自分の無謀さと、こんな私を「大丈夫ですよ」ってやさしく後押ししてくれた担当さんに感謝しかないです…

前提として、誰しもが年収200万で家を建てられるわけではないと思います。

  • 勤続年数のある正社員だったこと
  • 理解のある担当さんと出会えたこと
  • 土地はあったので建物代のみでよかったこと

大きくこの3点について、詳しくお話していきたいと思います。

年収200万なのに注文住宅を建てられたのはなぜ?

勤続年数が約10年の正社員だった

もともと就職活動では、”妊娠・結婚後も働き続けられる会社に入りたい”をテーマに会社探しをしていました。

その甲斐あって専門卒業後、新卒で入社した会社は産休・育休を取得して復職ができる、キャリアを継続することができる会社でした。(一部上場の、規模そこそこの会社です)

約3年休職していたにも関わらず、これを勤続年数として加算できたのはかなりデカかったと思います!

 

経験豊富で理解のある担当さんに出会えた

ローコスト住宅をうたっているところをメインに当時は色々見て回っていました。

HPやチラシではWelcomeムード(なんならシンママ大歓迎的に書いているのに)なはずなのに実際に行くとあまりWelcomeされていない感じのところいっぱいだったな……

ハウスメーカー、工務店系をいくつか見て、

実際に対応がよかったのは一条工務店タマホーム

私はすごく質問をするタイプなので、答えに詰まる若い担当者はあまり信頼できなくて相性が悪いです。そして、若い方々は困惑を顔に出しすぎなんよ……(そりゃ年収200万できたら困惑すると思うけども!!!隠してくれ~!!)

多くの案件を対応している大手ほど、色んな顧客を対応してきたので私のようなケースも実績があるから敬遠されないのかなと思います。

結論として、タマホームの大安心の家で建てさせていただきました。

 

担当の方について

担当してくださった方は定年をあと数年で迎えるというところの大ベテラン

タマホームにも10年以上勤めているとあって質問もポンポン返ってくる。

話すときの物腰も柔らかく心配している年収面も「大丈夫ですよ。つい2~3ヶ月前にひとり親で家を建てた方の引き渡しをしましたし。似た感じなのでいけると思いますよ」とあっけらかんと言って背中を押してくれました。

契約前に軽く年収の審査などがあるのですが「大丈夫大丈夫やってみましょう」と安請け合いする感じが、不安なこちらとしては逆にとてもありがたかった、、

言葉だけじゃなくて、次回に向けて契約できる前提で話しをしてくれる姿勢もとても嬉しかったです。(わりと審査が通ってからじゃないと意味ないので~みたいな感じで軽くあしらわれるような対応も多々あったので)

 

ベテランの技?

あとこれはテクニックなのかもしれませんが、年収にプラスして児童手当と児童扶養手当(いわゆる母子手当)も加算できるように交渉をしてくれました。

あとは当時、育児短時間(通常8時間のところ、5時間勤務)のため、毎月7万ほどの減額がされていました。

年次的にも昇給試験がそろそろだろうということ、フルタイム勤務に戻れば給与が上がる見込みはあったので、

今のローン審査で借りられる目一杯を(ちょっと無理してでも)借りたいこと、

貯金はあまりないので頭金はなしにしたいことを伝えました。

「はい、OKだよ~☆」のローラばりにあっさり受け入れて貰いました。

(今振り返ると、よくこんな不安なことばかり言う顧客を受け止めてくれたものだと……改めて感謝ですね)

 

土地があったので、建物代のみでよかった

金銭面としては土地代のローンが浮くので助かりました。

ただ、私の職場から家まではドアtoドアで片道2時間半の距離。

当時はまだコロナ流行前でテレワーク勤務は想定になく、毎日通勤前提。

交通費は会社から支給されるので、往復5時間になりますが、金銭面を考慮し覚悟を決めました。

幸いなことに、着工した辺りで勤務形態でテレワークを選択できるようになりました。

テレワーク開始当時は往復5時間の通勤は週2~3回程度、

現在は月に3~4回程度まで減らしたもらって、かなり負担が軽くなりました。

ここはかなり幸運と幸運が重なったところだなと感謝しています。

 

・土地代が浮く(数百万のコストカット)
・土地を持っているという前提がそもそも難しい
・場所を選べない(職場から遠い場合もある)
・環境を選べない(子どもの学校やご近所、治安)
・土地の形を選べない(建てられる家の形が限定される)

思いがあるならチャレンジしてみるべし!

当時を振り返るとなんでこんな状況で家を建てようとしたんだろう……と、当時の無謀な勇気にただただ驚くばかりなのですが、同時に「よくやった!!」とも褒めてやりたいです。

為せば成る為さねば成らぬ何事も、の精神。

いろんな家庭の事情があるので、参考になる部分、ならない部分あると思います。

なにか悩んでいる方のヒントになることがあれば嬉しいです。

また、家に関しての記事はいくつか書こうと思います♪

 

家作り、少しでも検討している方がいたら↓

こういうところで相談するのもいいと思います。

家作りは情報収集が命!

知らなかったはかなり損です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました